パチンコは一定のルールを守れば楽しい娯楽ですが、ギャンブル依存症になるリスクなどが社会問題になっていたり、良いことばかりではありません。
ビギナーズラック、大当たり連チャンでドル箱を何十箱も積み上げ、一日だけで10万円以上のプラスになったなんて経験がある人もいるのではないのでしょうか?
その他にも、プラス4~5万ほど勝ち、美味しいものを食べたり、たまの旅行に行ったり安定的に勝ち「ちょっとしたお小遣い」と思っている方もいるのではないでしょうか?
ギャンブル依存症の疑いがある人は約300万人ほど。特にパチンコやパチスロが多いのだそうです。
今回は、初心者がパチンコ依存症にならないためのアドバイスをご紹介・解説いたします!
依存症と趣味の違い
主に依存症とは下記のことを言います。
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ギャンブル依存症について
・定義
一般的に「パチンコや公営競技のような賭け事にのめりこむことにより日常生活又は社会生活に支障が生じ、治療を必要とする状態」を指します。
・症状
「賭けることを楽しむ」という当初の健全な動機が別の動機にすり替わることが発症の引き金です。すり替わる動機には次の要素があります。
①負けを取り戻す(負け追い)
②より強い興奮を味わう
③イライラ・ゆううつ感を解消する
④賭けていると落ち着く
などがあります。これらの動機には「楽しくなくなった(飽きた)から止める」という歯止めが効きません。それゆえ遅かれ早かれ、
⑤ギャンブルに関することが頭から離れない
⑥上手に加減できない
というとらわれの状態に陥ります。その結果、
⑦ギャンブル関連の嘘
⑧大切な人間関係の危機
⑨ギャンブルを原因とした借金
が生じます。
・診断
DSM5(精神障害診断基準集:米国精神医学会作成)では上記の①~⑨のうち四つ以上が満たされた場合に「ギャンブル障害」と診断します。このうち①「負け追い」は重要な鑑別症状です。
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初心者の方がまず迷うのは、パチンコやギャンブルと上手に付き合えているのか、どうかです。趣味の場合は、問題ありませんよね?
例えば、ゲームだったり、コーヒーだったり、遊びに行ったり、他にも毎日娯楽をしている方はいると思います。
ではどこからが、趣味と依存症の境目なのでしょうか?
次の感情や考えを持っている方はご参考にしてみてください。
依存症の疑いがあるパチンコの遊び方
負け分を取り戻さないと帰れない
だいたい取り戻せませんし、初心者の方ならなおさら沼にはまります。
ビギナーズラックでも、なんでも一度大当たりを引いたことがあると「次は当たるのではないのか?」「ここまでお金をかけたんだから、そろそろではないか」など気持ちはわかるのですが、一旦休憩しましょう。
負けているということはその台はもう当たらない台なのかもしれません。
確実に当たる台を知っている人はいません。
そういう日は「運が悪いんだ」とパチンコ屋さんから離れるのが吉です。
「また行かなくては」パチンコが中心の生活
かなりの頻度で通うと時間が空き次第、すぐに行かなくてと思ってしまいます。
しかも、パチンコ屋さんの多くは駅前などにあるため手軽に行けてしまいます。
ちょっとした待ち時間の間や、しなくてはならないことを放っておいて、気づいたらパチンコを打ちに行ってしまってる方は要注意です。
打ちたい台が無いのにとりあえず打つ
多少、パチンコにのめり込むのも趣味の範囲内であれば大丈夫ですが、毎日まいにち打ちたい台や新台が入っていないのにとりあえず打っているという方はご注意です。
運動不足の原因にもなりますので、たまにはパチンコやギャンブル以外のことも行うようにしましょう。
まとめ
今回は、『初心者がパチンコ依存症にならないためのアドバイスをご紹介させていただきました。
月に使う金額を決めたり、自分の感情を確かめたりして、依存症になっていないか振り返るのも楽しく付き合っていくために大事なことでしょう。
もしわからなくても、周りの友達や家族などに相談することもできるのではないでしょうか?