「日本人サッカー選手の年俸っていくらくらいなの?」「世界でもトップクラスに流行っているスポーツなので年収は高いのでは?」など疑問に思ったことはないでしょうか?
海外を見ますと、1人の選手の年俸が何十億、何百億とテレビやニュースで報道していて聞いたこともあるという方も多いのではないでしょうか。
また「将来はサッカー選手になりたい」とお子さんが夢を持ち、現実的にどうなのか?と気になるお母さん、お父さんもいるかと思います。
今回は、日本のJリーグに焦点を当て、J1、J2、J3それぞれの平均年俸と最高年俸(ボーナス含まず)を調べてみましたので、紹介・解説していきますね
Jリーガーの平均年収について
J1リーグ選手の平均年俸は3,218万円
2021年のJ1リーグ所属のプロサッカー選手の平均年俸は3,218万円でした。
年俸ランキングのトップはヴィッセル神戸所属のイニエスタ選手が年俸20億円で、その後に大迫選手が4億円と、酒井選手の2億円と続く形になります。
リーグ全体で1億円の年俸を超える選手は28人程度。
J1リーグは少なくても1,000万円、平均で3,000万円ほどの年収が期待できます。
J2リーグ選手の平均年俸は400〜500万円
2021年のJ2リーグ所属のプロサッカー選手は、平均的な会社員と同じ水準くらいで、
平均年俸は400万円~500万円くらいです。
J2リーグではJ1を目指せるチームかどうかで年俸は大きく異なったり、昨年はJ1に所属していたチームであっても、J2へ降格してしまえばチームへの収入が減少してしまうため、選手への年俸も大幅に減額されるという点があります。
さらにJ1を目指していないようなチームでは、年収が200万円台の選手も存在します。
J1リーグとJ2リーグでは年俸やあらゆる待遇が異なってきます。
J3リーグ選手の平均年俸は300〜400万円が精一杯
2021年のJ3リーグ所属のプロサッカー選手は、平均年俸が300万円~400万円が精一杯というものになります。
プロ選手とアマ選手の割合はチームの状況によって様々ですが、実際にはほとんどの選手がアマチュア契約で、サッカーのコーチをしたり、他の副業をしながら生計を立てています。
サッカー選手の契約種類について
Jリーグではプロサッカー選手との契約で以下の3種類の選手契約があります。
A契約
年俸の上限が無いので、活躍次第では高額契約が可能。
契約の基本報酬は年額480万円以上で、J1チームのほとんどの選手がこの契約を結んでいます。
B契約
B契約の選手は年俸の上限が480万円と決まっており、人数制限は存在しないものの、年俸上限が低くあまり契約としては使用されません。
J1リーグではC契約からA契約へ、ステップアップするケースが多く見られます。
C契約
新人選手が結ぶ年俸上限が480万円の契約です。入団から3年目までしかこのC契約は結べません。
まとめ
多くの選手の年俸は前年の活躍ぶりに対して査定が行われ、チームの予算と全体のバランスを加味して金額が決定されます。
各チームには査定を行うスタッフが存在し、成績だけでなくチームへの貢献度など多角的な視点から年棒が計算・オファーされます。
今回は、「J1」「J2」「J3」プロサッカーリーグの年棒・年収事情をご紹介させていただきました。