『オンラインカジノ初心者でもクラップスが楽しめるポイントを解説します』
クラップスは2つのサイコロを振って、出た目によって勝敗が決するというシンプルなゲームですので、オンラインカジノを満喫するためにも一度プレイしてみてください。
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1.クラップスとは?
クラップスはアメリカをはじめとした、世界中のランドカジノ(リアルカジノ)で愛されていて、プレイヤー同士がハイタッチで盛り上がるようなたいへん人気なゲームなのです。
クラップスのルーツ
もとは中近東で古くから親しまれていたものがヨーロッパへと伝わり、富裕層を中心に遊ばれており、やがてアメリカに渡り幅広い層がプレイする庶民的なゲームへと発展しました。
アメリカでは大人だけではなく子どももプレイしているというところをみると、クラップスが如何にシンプルで面白いかということをあらわしています。
2.クラップスの遊び方
クラップスでは2つのサイコロを用いて、その出目やタイミングによって勝敗を決めます。
クラップス独自の用語がいくつか出てきますが、覚えるのはゲームに慣れてきてからでも問題ありません。
サイコロの出目について
2つのサイコロの出目には36のパターンがありますが、2つのサイコロの組み合わせ上、すべての出目が均等に出るわけではありません。
下記に各出目の出現率をまとめましたのでゲームをする前に目を通しておいてください。
各出目の出現率
2・12の出目 ⇒ 各1通り(1/36) 約2.78%
3・11の出目 ⇒ 各2通り(2/36) 約5.56%
4・10の出目 ⇒ 各3通り(3/36) 約8.33%
5・9の出目 ⇒ 各4通り(4/36) 約11.11%
6・8の出目 ⇒ 各5通り(5/36) 約13.89%
7の出目 ⇒ 6通り(6/36) 約16.67%
ゲームの流れ
- 2つのサイコロを投げる
1投目にサイコロを振ることを「カムアウトロール」と呼び、ここでの出目によって展開が変化します。
- 出目が「7、11(ナチュラル)」または「2、3、12(クラップス)」の場合
⇒ 2投目には入らず、その時点でゲーム終了
- 出目が「7、11」または「2、3、12」以外の出目だった場合
⇒ ゲーム続行、2投目を振る
ここでの出目(ポイント)が、2投目以降のベットで重要で、「キーナンバー」という感覚でおさえておくとイメージしやすいです。
- 「7の出目」または「キーナンバー(ポイント)」が出るまでサイコロを振り続ける
- 「7の出目」または「キーナンバー」が出た時点でゲーム終了
この画像では、9がキーナンバーになっていて、キーナンバーがわかるように「ON」の印が置かれています。
3. クラップスのベット
出現率が低いほど高配当になるのは他のゲームと同様です。
また、ハウスエッジが他のゲームに比べ低くなっているので、勝ちやすいゲームと言われています。
ベットの種類
~1投目の前にするベット~
参加料のようなイメージです。
- パスライン(pass line)
⇒ 1投目の出目が7か11だと勝ち、2、3、12なら負け
- ドントパス(don’t pass)
⇒ 1投目の出目が2か3だと勝ち、7か11だと負け、12なら引き分けで賭け金が戻ってくる
~1投目の前からできるベット~
キーナンバーを無視して特定の数字にベットします。
- プレイスベット(The Place Bets)
⇒ 4、5、6、8、9、10のいずれの数字を選び、選んだ数字が7より先に出れば勝ち、7が先なら負け。数字により配当が異なる
- プレイスルーズ(The Place to Lose bet)
⇒ 4、5、6、8、9、10のいずれの数字を選び、選んだ数字より7が先に出れば勝ち、7より先なら負け。数字により配当が異なる
- バイベット(buy bet)
⇒ 4、5、6、8、9、10のいずれの数字を選び、選んだ数字が7より先に出れば勝ち、7が先なら負け。数字により配当が異なる。③のプレイスベットと同じだが、配当が異なり、賭け金の5%が控除される
- レイベット(laybet)
⇒ 4、5、6、8、9、10のいずれの数字を選び、選んだ数字より7が先に出れば勝ち、7より先なら負け。数字により配当が異なる。④のプレイスルーズと同じだが、配当が異なり、もとの配当額の5%が控除される
- ビッグ6・ビッグ8(big6・big8)
⇒ 7が出る前に6(または8)が出れば勝ち、7が出ると負け
- ハードウェイ(Hard Way)
⇒ 2、3、4、5のいずれかのゾロ目を選び、7かベットしたゾロ目と合計が同じ出目より先が出れば勝ち、7かベットしたゾロ目と合計が同じ出目が先なら負け
例) 4のゾロ目にベットした場合、合計が8になる出目(2+6、6+2)が先に出ると負け
~1投目の後にするベット~
途中から参加するベットです。
- カム(come)
⇒ 7が出る前にキーナンバーが出れば勝ち、7が先に出ると負け。ここでの出目が自分のキーナンバーになる
- ドントカム(don’t come)
⇒ 1投目の出目が2か3だと勝ち、7か11だと負け、12なら引き分けで賭け金が戻ってくる。ここでの出目が自分のキーナンバーになる
~1投限りのベット~
次に振られるサイコロの出目で勝敗が決まります。
- フィールドベット(Field Bets)
⇒ 賭けた次の出目の合計が2、3、4、9、10、11、12のいずれかだったら勝ち、それ以外は負け
- クラップス(Craps)
⇒ 2、3、12のいずれかを選び、賭けた次の出目の合計が選んだ出目だったら勝ち、それ以外は負け
- イレブン(Eleven)
⇒ 賭けた次の出目の合計が11だったら勝ち、それ以外は負け
- エニーセブン(Any Seven)
⇒ 賭けた次の出目の合計が7だったら勝ち、それ以外は負け
- エニークラップス(Any Craps)
⇒ 賭けた次の出目の合計が2、3、11、12のいずれかだったら勝ち、それ以外は負け
4.効率の良い賭け方と必勝法
いろいろな賭け方をお伝えしましたが、オススメはズバリ「パスライン」と「カム」のベットで、
ハウスエッジを考慮すると、「パスライン」と「カム」は期待値の点で他よりも有利です。
あとは「ドントパス」と「ドントカム」も同様の理由でオススメですが、ランドカジノでは他のプレイヤーと逆張りなることが多く、周りから浮いてしまうこともあるので、リアルでプレイする場合はご注意ください。
その点、オンラインカジノなら周りを気にする必要がないので、遠慮なく自分に有利なベットができます。
ハウスエッジが0%のオッズ賭け
ここで必勝法としてオッズ賭けをご紹介します。
「 「7の出目」と「キーナンバー」のどちらが先に出るか(パスライン、ドントパスまたはカム、ドントカム)」を賭けたあと、追加ベットができるというものです。
通常だと、上記のベットは賭け額と払い戻し額が同じなのに対し、オッズ賭けをした場合は、「7の出目」と「キーナンバー」の出現比率に応じた割合で払い戻しされるのです。
例として、パスラインに$20賭けた場合と、パスラインとオッズ賭けで各$10の計$20ベットした場合を比べてみます。
7の出目に対して出現率が半分しかない(つまり2倍の配当)、4または10の出目を見てみます。
通常のパスライン賭けなら差し引き$20しか増えません。
対して、オッズ賭けをした後者の場合は、パスラインの分で+$10、オッズ賭けの分で+$20、合計で$30になります。
カジノによっては採用されていない賭け方ですが、オッズ賭けが出来る場合は忘れずにベットしてください。
5.おすすめのゲーム
定番のルーレットやカードゲームと比べると、クラップスは少しマイナーなゲームになってしまい、プレイできないオンラインカジノのサイトも見受けられます。
先述のとおり、ハウスエッジの面でかなりプレイヤーが有利になっていますので、クラップスがプレイできるサイトを見つけたら、ぜひプレイしてください。
クラップスは他の定番ゲームと同様、自分で操作をするゲームタイプと、ディーラーがゲーム回しをしてくれるライブカジノがあり、どちらもオススメなので自分にあった方で勝負してください。
6. クラップスについてのまとめ
ここまでお伝えしたクラップスについてまとめました。
・7の出目が勝敗を分ける
・1投目は「7、11」または「2、3、12」が出れば勝負が決する
・2投目以降は「7」か「キーナンバー」が出るまでサイコロを振る
・ベットによってハウスエッジが異なる
・おもに「パスライン」と「カム」、「ドントパス」と「ドントカム」で勝負する
・ベット賭けができるなら積極的に利用する
いろんな賭け方があってややこしいですが、基本は「パスライン」と「カム」だけおさえておけば、クラップスで遊ぶには十分です。
ハウスエッジが低く、プレイヤーに有利なゲームであるクラップスを、オンラインカジノでいつでもどこでも楽しんでください。