ESEエンターテイメント、eスポーツタレントショーでビットコインボルトと提携

ゲーミングとeスポーツに重点を置くヨーロッパの娯楽技術会社、ESEエンターテイメント社は、クリプトカレンシープロジェクト、ビットコインボルトとの大規模パートナーシップの提携を発表した。二社は協力して、新しいアマチュアゲーミングとeスポーツタレントショーを展開することにしている。

イベント – ロケーション

イベントは「ザ・ゲーミング・ショー」と呼ばれ、5ヶ国で開始される。

• 中国
• 日本
• 韓国
• ベトナム
• ブラジル

これらは、世界でも最大のゲーミングおよびeスポーツ市場の一部である。しかし日本は、世界でも三番目の規模を誇るゲーミング市場であるにもかかわらず、eスポーツについては他のどの国にも後れを取っている。もしかすると、このようなアマチュアイベントが、eスポーツに関する新しい取組みへの始まりとなるかもしれない。

イベント – 着眼点

このイベントは、アマチュアのeスポーツ選手を成長させるタレントショーの構成を備えている。普通にはないこの性質では、中国またはブラジルのeスポーツベッティングサイトが試合のオッズを提供するとは考えにくい。

イベントそのものは、若い選手が、プレイヤーアンノウンズバトルグラウンズ（PUBS）やピースキーパーエリートなど人気の高いモバイルeスポーツタイトルで、自分のスキルを見せつける場となる。これらの選手は、未来のeスポーツスターとしての潜在能力を示したいのである。

ESEは、このショーの制作およびインフラを担当する。つまり、プロジェクトコンセプト、メディアプラン、技術実装、マーケティング、および全体的なキャンペーン展開を策定することになる。また、その他の側面を担当するヴァイラルプロデューサーオブゲーミングプロジェクト、ヴィッドウィ、コンバーターズ、およびネクストレベルエージェンシーともパートナーシップを提携している。

組織からのコメント

ESEのEU事業部長であるイェルゼイ・ステジャウスキー氏は、ビットコインとその他の大手クリプトカレンシーをeスポーツ界に統合させる計画について、こう語っている。

「ESEは、ゲーミングおよびeスポーツの世界にクリプトカレンシーとその他のブロックチェーン基盤の支払方法を組み込む、新しく画期的な方法を積極的に模索しています。eスポーツおよびゲーミングの国際的リーダーである市場で、ビットコインボルトとともに大規模なゲーミングタレントショーを開催することを、非常に楽しみにしています。」

ビットコインボルトの最高コミュニケーション責任者であるラデック・ポピエル氏は、クリプトとゲーミングコミュニティを統合させる計画についてこう話す。

「eスポーツは急成長中の業界であり、クリプトカレンシーを基盤とするフィンテックの原動力でもあります。これらの業界はすでに協働活動を始めており、当社も、その国際的なクリプトカレンシー採用の動きの一端を担いたいと考えています。若いアマチュアプレイヤーがそのスキルを見せる、世界的なゲーミングコミュニティのための共有プロジェクトで、ESEのような経験豊かなパートナーと協働することができて、とても喜んでいます。クリプトとゲーミングのコミュニティを支援することができて嬉しいです。」

クリプトカレンシーとeスポーツ

eスポーツとクリプトカレンシーはともに、世界でも最も先進的な業界である。いずれかの企業が、新しい技術かまたは飛躍的進歩により、これら二つの業界を一つに統合する方法を発見するであろうことはほぼ確実である。

そうであれば、ビットコインを使ったeスポーツのベッティングが、eスポーツのオンラインベッティングサイトに参加する際の方法として人気を博すのも、自然な成り行きだったわけである。クリプトは前途多難だったスタートから大出世を遂げ、多くの人が現在、新しく登場したクリプト銀行の使い道を模索している。

クリプトカレンシーを使用したベッティングは、まだ比較的新しい市場だが、ブロックチェーンとその周辺技術の影響は軽視できない。これらは、これまでeスポーツ業界の軌道を変えてきており、おそらくeスポーツベッティングの未来も変えるとも考えられる。