北米のeスポーツグループ、Evil Geniuses(EG)は、ビットコイン重視のカジノオペレーター、ビットカジノと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
発表によると、EGがビットカジノと結んだパートナーシップは、eスポーツ業界で初となる形式のものである。契約の結果、ビットカジノのロゴが、ブラストプレミア・フォール・ショウダウンからプレイヤーのジャージの袖の部分に表示されることになる。
ヨログループの一組織であるビットカジノは、クリプトカレンシー基盤のデジタルゲーミングプラットフォームであり、スロット、ルーレット、ポーカー、およびバカラといった伝統的なカジノゲームを含む2,800種類ものゲームを提供している。
ビットカジノとのパートナーシップにあたり、Evil Geniusesのプレイヤーでありコンテンツクリエイターであるタリック・セリックは、CS:GOにカスタムチャレンジコースマップを作成した。ファンは、このマップをストリームでダウンロードすることができる。
さらに、EGのCS:GOおよびDOTA2プレイヤーがトップを飾るコンテンツシリーズが、ファンにゲームプレイ動画を送信するよう呼びかけることになっている。プロのプレイヤーが動画へのリアクションを撮影し、ソーシャルメディアで共有する。
ビットカジノは、Evil GeniusesのDOTA2、カウンターストライク、FGC、そしてクリエイターの選手名簿など、様々なEGサイトのいたるところで紹介される。
ビットカジノの代表、カウポ・カングロ氏はこう話している。「我社は、あらゆることに対するEvil Geniusesの情熱と先進的アプローチが気に入っています。同社は20年以上に渡りゲームを変えてきました。だからこそ、ビットカジノのパートナーとして最適なのです。」
「彼らは、楽しく、目まぐるしく、公正なゲーミングを目指す我社の価値観を共有したいと思える、真の開拓者です。EGのジャージにビットカジノのロゴを表示できて光栄です。このパートナーシップのおかげで世界中のEvil Geniusesファンのために素晴らしいコンテンツを提供できると、我々はワクワクしています。」
Evil Geniusesの企業提携部門取締役ブライアン・ミルマン氏はこう語る:「Evil Geniusesは、eスポーツ業界において常に先駆者の地位にあり、ビットカジノのような開拓者を業界に引き込んできました。EGは今後も、新しく画期的な方法でファンを魅了することに専念してゆきます。」
eスポーツインサイダーはこう話している。eスポーツ業界でクリプトカレンシーが一般的なパートナーとなっていることは、周知の事実ですが、スロットのようなカジノゲームは、これまでのところ、一線を画し続けています。人気の高いeスポーツのトレンド(クリプト)をそれほど一般的ではないもの(カジノゲーム)と組み合わせたという点で、このパートナーシップは興味深いものとなっています。