近年のサッカーブームに引っ張られるように観客動員数も右肩上がり傾向にあるJ2。アンダー世代が多くプレーするリーグでもあり、J1クラブの期待の若手がレンタルという形で武者修行にいく育成リーグの最高峰としての立ち位置も出来つつあります。
J1には1億円プレーヤーが30人ほどいるようですが、J2でプレーするサッカー選手の年俸はいくらぐらいでしょうか?本記事では、J2のサッカー選手の年俸事情に関して、情報をまとめていきます。
J2とは?
J2とは、J2リーグと呼ばれる日本プロサッカーリーグの2部リーグです。上位カテゴリにはJ1があり、下位カテゴリにはJ3があります。
当時J2でプレーしていた香川真司選手がドイツ1部の名門ドルトムントに移籍してからというもの、J2リーグに対する世間のイメージは一変しました。J2にプレーしていても、ヨーロッパの強豪チームのスカウト網に入り、ブンデスリーガという世界最高峰の1つのリーグで活躍することが証明されたからです。
今では、J2クラブの地域密着戦略もハマってきており、J1に引っ張られるように観客動員数も右肩上がり傾向にあります。また、アンダー世代が多くプレーするリーグでもあり、J1クラブの期待の若手がレンタルという形で武者修行にいく育成リーグの最高峰としての立ち位置も出来つつあります。
J2の年俸規定とは?
J2クラブには、プロ契約選手の規定があり、「A契約の選手を5名以上保有」している必要があります。A契約の年俸下限は460万円であるため、どのJ2クラブにも、一定数の選手は500万円程度を稼いでいるようです。
ただ、クラブによってばらつきがあるのが現状です。前年シーズンにJ1で戦っていたクラブの選手はJ1基準で契約が結ばれているケースが多く、1000万円稼ぐ選手も結構います。
逆に、前年シーズンをJ3で戦ってJ2に昇格してきたチームは、年俸規定ギリギリであることが予想されますから、A契約の年俸460万円が5選手、そして他の選手はそれ以下でしょう。
J2の年俸・平均年俸は?
平均として400〜500万円程度であるようです。
J1から降格してきたクラブとJ3から昇格してきたクラブ、その間には相当な年俸格差があるようです。ただ、平均として400〜500万円の年俸があるのがJ2であり、これは日本人の平均年収より高いです。
J2の最高年俸・最低年俸は?
【J2最高年俸】
J2選手の年俸はほとんど報じられていないため、最高年俸についてのデータはなく、あくまで推定年俸となりますが、2021年度はジュビロ磐田の遠藤保仁選手が年俸約1億円であったと言われております。
【J2最低年俸】
こちらもほとんどデータがないため、推定になってしまいますが、C契約の選手がいらっしゃるため、最低年俸はJ3とほとんど差がないことを予想されます。よって、おそらくJ2の最低年俸は、100〜150万円の間なのではないでしょうか。