柏レイソルは、ネルシーニョ・バプティスタ監督の指揮のもと、2022年のJリーグを7位で終え、堅実なシーズンを送った。2023年シーズン、柏レイソルが直面する重要な課題の1つは、リーグ内の競争力の高さである。柏レイソルにとってもうひとつの課題は、アウェイでの戦い方だ。昨年はホームでは強かったが、アウェーでは苦戦を強いられた。上位進出を目指すのであれば、アウェー戦でより多くの勝点を挙げる方法を見つける必要がある。こうした課題はあるものの、柏レイソルには才能ある選手が多数在籍しており、三協フロンティア柏スタジアムでホームの利点を最大限に活用したいところである。ファンの力強い声援とネルシーニョ・バプティスタ監督の堅実なゲームプランがあれば、手強いチームとなることは間違いないだろう。柏レイソルは、昨年の7位からさらに上位を目指すために、アウェーの調子を上げ、主力選手の活躍が必要だ。