レオベガスは、今年後半のステージで初タイトルの展開を目指す同グループのゲームスタジオ、ブルーグルゲームズを公開した。
この動きは、ゲーミング業界でより大きな価値連鎖のシェアをコスト効率よく制御しようという、より大きな戦略の一環であり、独占的ゲームがレオベガス自身に、またより広範なiゲーミングエコシステム全体に向けて開発されることになる。この意欲的な計画により、次の24ヶ月間で少なくとも20のゲームが制作されることになっている。
レオベガスモバイルゲーミンググループは、同グループのレオベンチャーズ投資部門を介して、レオベガスが所有権株の85%を持つブルーグルゲームズスタジオを設立した。
同社は開始から、20年以上のゲーム開発経験を持つチームを有し、レオベガスのあらゆる経験および知識を利用する。
レオベンチャーズはブルーグルゲームズに加え、他社のカジノグラウンズ、ピクセルベット、およびシェアドプレイにも投資している。レオベガスも最近、スポーツベッティング会社エクスペクトを取得した。
「当社は、長期にわたり、外部プロバイダの助けを借りて独占的ゲームを制作してきましたが、今や、完全に自分たちの力だけでゲーム開発を始める時が来ました。」と、レオベガスのグループCEOグスタフ・ハグマン氏はコメントする。
「自社データおよびカジノの知識を基にすれば、イノベーションを促進し、顧客が真に楽しめるゲームを制作することができます。これらには、個々の市場に向けたニッチでローカルなゲームから、幅広い国際ゲームまで、あらゆるものが含まれる可能性があります。
「また、当社のマーケティングで使用できるゲームやユニークなキャラクターを制作する予定もあります。これにより、当社ブランドに対する忠誠心をこれまで以上に固めることができます。ゲームの制作に大きな柔軟性が加われば、これは強力な利点となりますし、時がたてば新しい収入源ともなるでしょう。」
先週レオベガスは、同グループの技術プラットフォームに向けた、ロイヤルパンダブランドの移動を完了させた。同社にとってこれは、更なるスケールメリットおよびその他の利点になると考えられている。
この完了はつまり、同社が完全所有するあらゆるブランドが、合弁グループのプラットフォームで運営されることになったということを意味する。グループCEOグスタフ・ハフマン氏は、この出来事を、「同社の歴史に残る節目」であるとしている。