『オンラインカジノ初心者でもビデオポーカーが楽しめるポイントを解説します』
カードゲームの定番として多くの人から愛されているポーカーですが、ここでご紹介するのはビデオポーカーのという一種のビデオゲームです。
対人ではなく対マシンのポーカーで、日本でもゲームセンターに設置されていますし、テレビゲームのミニゲームとしてプレイできるので、とても親しみやすいゲームと言えます。
ビデオポーカーについて
ビデオポーカーは1970年代に登場してから、基本のゲーム性は変えずに、現在になってもプレイされ続けているのは、手軽にプレイできて面白いと評価されているためです。
他のゲームと同様に運の要素が勝敗を左右しますが、ルーレットやバカラ等に比べると技術介入の要素が大きいとされているので、プレイヤーの腕前こそが勝負の明暗を分けるといっても過言ではありません。
技量の高いプレイヤーなら、期待値(パチスロでいう機械割)を100%以上にすることも可能といわれ、ビデオポーカーで稼ぐプロも存在するくらいです。
その裏を返すと、ビデオポーカーを知識もなく闇雲にプレイするのはとてもリスクが大きくなるため、オススメできません。
ビデオポーカーの遊び方とカードの序列
ここではビデオポーカーの定番である「ジャックオアベター」というゲームを参考にご説明します。
遊び方の手順
- ベットの基準となる額を決める
- 「BET MAX」ボタンを押し、①で定めた賭け金の5倍賭けをする ※理由は後述
- ベットする合計額を確認する ①×②=③
- 「DEAL」ボタンを押し、ゲーム開始
※上の画像ではQのペアがあり、すでに「ジャックオアベター」という役が完成しているため、この2枚を残して、上位の役に当たる「ツーペア」や「スリーカード」を狙います。
なお、役については後述しています。
- 配られたカードの中から残したいカードを選択し、「HOLD」状態にする
- 「DRAW」ボタンを押し、⑤で「HOLD」したカード以外を交換する
※狙ったとおりに「スリーカード」が成立しました。
- 役が完成すれば、上の表に応じた配当を得られる
- ゲームを続ける場合は「DEAL」ボタンを押し、次のゲームを開始
この流れの繰り返しです。
一番大事なポイントとしては、⑤に挙げた、残したいカードを選択することで、この判断基準については後ほど改めてお伝えします。
各カードの強さと序列
「2<3<4<5<6<7<8<9<10<J<Q<K<A」
ビデオポーカーにおいては、各カードの強さによって勝ち負けに影響が出るわけではないのですが、一部の役についてはこの序列が重要です。
「ジャックオアベター」という役はJ以上に強いカードのワンペアなので、「J、Q、K、A」の各カードの価値が、他のカードに比べて高くなっています。
強さは関係ないですが、このカードの序列が関連する役として、5枚の数字が全て連続でつながっている状態の役「ストレート」があります。
ビデオポーカーではAの次は2と続くので、「J、Q、K、A、2」というストレートが成立しますが、通常のポーカーではAの次には続かないため、例のようなストレートは成立しません。
ビデオポーカーの役と配当
役と配当をまとめましたので、下記のリストをご覧ください。
なお、通常のポーカーとは役が少しだけ違っています。
ビデオポーカーの役一覧
- ロイヤルフラッシュ(Royal Flush) ×250
「10、J、Q、K、A」が全て同じスート(マーク)で揃っている状態
- ストレートフラッシュ(Straight Flush) ×50
5枚の数字が全て連続してつながっていて、尚且つ5枚のスートが全て同じ状態
- フォーカード(Four of a Kind) ×25
同じ数字が4枚ある状態
- フルハウス(Full House) ×9
同じ数字が3枚あり、ペアが1組ある状態
- フラッシュ(Flush) ×6
5枚のスートが全て同じ状態
- ストレート(Straight) ×4
5枚の数字が全て連続してつながっている状態
- スリーカード(Three of a Kind) ×3
同じ数字が3枚ある状態
- ツーペア(Two Pairs)
ペアが2組ある状態
- ジャックオアベター(Jacks or Better) ×1
「J、Q、K、A」のうち、いずれかのワンペア。ジャックオアベター以外のビデオポーカーだと、役の名称や内容が異なっている
ビデオポーカーの必勝法
ビデオポーカーには定石のようなものがあり、配られたカードの組み合わせにより、何を残すか、どの役を狙うかというパターンがある程度決まっていますのでぜひ習得してください。
覚えるのがキツいようであれば、下記にある定石のパターンをメモして、パソコンやスマホの近くに置いておくとゲーム中でもすぐに確認できるので便利です。
カンニングペーパーをいつでも見られる場所に用意しておいて、ビデオポーカーをプレイする時に堂々とカンニングするという、人目を気にしなくてよいオンラインカジノの利点を活かしたテクニックです。
ビデオポーカーにおける定石
- 常にフルベット(先の画像なら5倍賭け)でプレイ
役が出来ている場合
- 完成している役は基本的に残し、上位の役を狙う
- 「ストレートフラッシュ」、「フラッシュ」、「ストレート」
⇒ あと1枚でロイヤルフラッシュになる場合は、手を壊してでもロイヤルフラッシュを狙う
- 「スリーカード」
⇒ 役になっている3枚を残して、2枚を交換
- 「ツーペア」、「役ができているワンペア(ジャックオアベター)」
⇒ 役になっている部分を残して、他を全て交換
役が出来ていない場合
- あと2枚で「ロイヤルフラッシュ」
⇒ 役に関連する3枚を残して、2枚を交換。大物役を狙う
- あと2枚で「ストレートフラッシュ」
⇒ 役に関連する3枚が連続してつながっている場合に限り、役に関連する3枚を残して、2枚を交換
- あと1枚で「フラッシュ」
⇒ 役に関連する4枚を残して、1枚を交換
- あと1枚で「ストレート」
⇒ アウトサイドストレートの場合に限り、役に関連する4枚を残して、1枚を交換
※アウトサイドストレートとは、「4、5、6、7」のような形を指し、2種類の待ち(3か8)がある状態
- 役がつかないワンペア(ジャックオアベターなら10以下のワンペア)
⇒ ワンペアになっている2枚を残して、3枚を交換
- ハイカード(ジャックオアベターならJ以上)が3枚
⇒ 同じスートのカードを残し、3枚ともスートが違う場合は、その中で数字の低いカードを残す
- ハイカードが2枚
⇒ ハイカードの2枚を残し、3枚を交換
- ハイカードが1枚
⇒ ハイカードの1枚を残し、4枚を交換。ただし、残すハイカードと同じスートの10があった場合はそれも残す
- 上記のいずれにも該当しない場合
⇒ 5枚のカードを全て交換
この定石を駆使して、ゲームを有利に進めてください。
おすすめのビデオポーカー
ここまでジャックオアベターについてご説明してきましたが、他にもおすすめのビデオポーカーがありますので、厳選した3機種をご紹介します。
- ダブルボーナスポーカー(Double Bonus Poker)
⇒ 役の作り方は基本的にジャックオアベターとだいたい同じですが、フォーカードの配当に関しては、構成されたカードの強さによって変わるという点が特徴です。
- デューシーズワイルド(Deuces Wild)
⇒ 2のカードが4枚とも全てワイルドカード(オールマイティ)として使えるのが特徴で、大物手が出やすくなっています。ワイルドカードを使わずに完成した役は配当が割高になっています。
- ジョーカーズワイルド(Joker’s Wild)
⇒ JOKERを1枚ワイルドカードとして加え、計53枚のカードでプレイします。JOKERの有無でロイヤルフラッシュの扱いが変わる機種もあります。
どの機種も細かい点では違いがありますが、基本の部分は共通していますので、いろいろなビデオポーカーを試して自分の好みにあう機種を見つけてください。
ビデオポーカーについてのまとめ
最後にもう一度、ビデオポーカーの要点を確認しておきます。
・他のゲームに比べ、技術介入の要素が大きい
・ゲームを有利にするには、運だけではなく知識と器量も必要
・通常のポーカーと異なり、Aと2はつながっているため、ビデオポーカーの方がストレート系の役が作りやすい
・役と配当を覚えておく
・定石を活用することで迷うことが少なくなり効率的にプレイできる
・主流の「ジャックオアベター」以外にもビデオポーカーの機種がたくさんある
過去にゲームセンターやテレビゲームでプレイしたことがあるという方なら、すんなりとビデオポーカーにも慣れてくると思います。
一昔前までだとビデオポーカーで勝ったとしても、換金できないメダルやゲーム内でしか使用できないコインにしかならなかったですが、今ではオンラインカジノでプレイすればリアルマネーに換えることができるという素晴らしい時代になりました。