佐世保市議会は、カジノを含む統合型リゾートの誘致に向けた長崎県の意思の基盤となるIR区域整備計画を、正式に可決した。
佐世保市の採決は金曜日に行われた。このIRプロジェクト(イメージ画参照)は国の認可が付与された場合、長崎県佐世保市にあるテーマパーク、ハウステンボスに建設されることになっている。
佐世保市議会は、予定されている4383億円(35億米ドル)の調達に懸念を示していた。同市議会はまた、佐世保市に対するこの構想の収益性も討議していた。
長崎県はまだ、資金源に関する詳細の提供に至っていない。先週の報告では、アメリカの商業不動産サービス会社であり投資会社でもあるCBREグループ社が資金準備に関与するとされた。
先に公開された情報では、株主資本は1753億円であり、そのうち60%は長崎県の民間部門パートナー、カジノズオーストリア・インターナショナル・ジャパン社が、30%はその他の外国企業が、そして残る10%は日本企業が出資することになっている。
長崎県議会は今週、4月28日を期限とする日本政府へのIR区域整備計画提出の是非に関し、討議を行うことになっている。
日本では、自由化協定に基づき、最高3ヶ所のカジノリゾート施設が許可されることになっている。現時点では、大阪および和歌山も申請を行うと見られている。