オスカーズグラインド法は、1965年に提唱された歴史あるベッティングシステムで、カジノ上級者やプロのギャンブラーたちから「大負けを回避しながら着実に稼げる守りの必勝法」として支持されています。しかし、カジノ特有の一発逆転を狙う戦略では無いので、堅実な一部のギャンブラーには支持されていますが、全体的な知名度はあまり高くありません。
この戦略は、主にオッズ2倍のゲームで使用する戦略で、勝利時には賭け金を一定の割合でアップさせ、負けた時は前回のゲームと同じ掛け金で次のゲームを行います。勝利のたびに賭け金をアップさせていくので、ポジティブプログレッシブに分類されます。
「利益が出た時点でセットを終了する。」「収支が±0になったらセットを終了する」というルールがあり、大負けする可能性が低く、攻守のバランスが取れた賭け方ということができるでしょう。連敗しても賭け金が大きく膨らむことは少なく、勝率が5割を切っても利益を出すことが可能、そして長期戦に向いています。
1セット完了時の利益はそれほど高くはありませんが、成功率が高く、数あるギャンブル戦略の中でも、安定感では1,2を争うほどの優れた戦略です。